住宅ローンはむつかしい
マンションを購入するには大きなお金が必要になります。自己資金はご自分で貯めたり、親兄弟から集めたりとさまざまですが、問題は住宅ローンです。マンションを購入しようと考えていらっしゃる方にとって、住宅ローン融資が受けられるか否か、どれくらい融資してもらえるのかは大きな問題です。
住宅ローンは簡単そうで実はむつかしいんです。
例えば、「公務員を10年やっています。年収600万円。自己資金1000万円あります。現在無借金です。」このような方は、住宅ローンで心配することは何もありません。一番有利だと思う銀行で融資を受ければよいのです。
そうではなく、一般的に住宅ローンが組みづらいと言われている次のような場合はどうしたらよいのでしょうか。簡単そうで実はとってもてごわいのが住宅ローンです。
- 年収が少ない方。
- 勤務先の会社が小さい方。
- 勤務年数が短い方。
- 自営業者で赤字申告をしている方。
- 自己資金があまりない方。
- カタカナ商売の方(俗に言うホワイトカラー以外の方)。
- ローンの残高がまだある方。
- 過去に支払いが遅れたことがある方。
- シングルマザーで頑張っている方。
- 過去に住宅ローン審査で落ちた経験がある方。
- 勤務年数は長いけどパートや派遣社員である方。
- ドライバーをしている方。(危険業種という扱いをする銀行もあります。)
- 何度も事前審査を出してしまった方。(何度も申請すると不利になる。)
くち約束をあてにしてはいけない
都内で会社を経営している社長さんのお話です。地元のJ信用金庫の職員が何度もたずねてきて、「住宅ローンを借りてください。お貸ししますから。」と何度も頼んでくるので、社長さんはその気になって、マンション購入の契約までしてしまいました。その社長さんの会社とJ信用金庫とは、すでに取引関係にあり、会社の財務内容もある程度分かっていたはずです。その後、住宅ローンを実際に申請してみたら、あっさりと審査落ち。社長さんは唖然。J信用金庫の職員はスミマセンのひとことでおわり。売買契約の解約作業だけがむなしく残りました。
一度、審査に落ちたとしてもあきらめてはいけない
もうひとつ別のお話。転職したばかりのキャリアレディの方は、都内の不動産会社でマンションを購入しようと内見を繰り返していました。そして、希望に近いマンションが見つかったので、さっそく購入に向けて動きだしました。買受申込書も書いて、売主さんにも売っていただくことを了承していただき、住宅ローンの事前審査をすることになったそうです。
この方は、大手コンサルティング会社での勤務歴もある方で、その当時は転職してまだ間もないころでした。U銀行に住宅ローンの事前審査を申込んだところ、勤務年数が短かったということで審査落ち。条件が少し厳しかったとはいえ残念なお話です。あれこれと考えたあげく、マンション購入をあきらめてしまったそうです。
しかし、まだ小さなお子さんのためにも、どうしてもマンションを購入したいという一心で、プロテウスへお問い合わせいただきました。そこで私は、これまでの経過やお客さまの職歴、そのほか必要な事項をヒアリングし、内容を確認したあと、新たにマンションを見つけて、事前の準備もしっかりとして、今度はプロテウス経由でY銀行へ住宅ローンの融資を申込みました。
その結果、融資は希望どおりに承認されて、めでたくマンションを購入することができました。一度は住宅ローン審査に落ちたにもかかわらず再復活!いったい何が違ったのでしょうか?
断定はできませんが、考えられることはこんなことではないでしょうか。
- 不動産会社の担当者の住宅ローンに関しての力不足。
- 銀行選びのミス。および銀行担当者の事務的な対応。
- お客さまの実質的内容が銀行へうまく伝えられなかった。
上記のような理由ではないかと推測されます。
では、その後の住宅ローン申込で融資が承認されたことの勝因は何だったのでしょうか。これも断定はできませんが、考えられることはこんなことではないでしょうか。
- お客様の実質的内容を銀行担当者が理解しやすいように工夫した。
- お客さまの実質的内容を見てくれる銀行を選んだ。
- 無理のない融資額を計算して申し込みをした。
こんな感じで、難問を乗り越えました。
あなたは、住宅ローンのことで悩んでいませんか?
資金計画と住宅ローンは、マンションを購入するにあたって、避けてとおれない大きな問題です。特に住宅ローンは重要です。少しでも不安があると、マンション探しにも気持ちが入らないはずです。お金の問題はとても重要です。資金計画と住宅ローンは、マンション探しをはじめる前に解決しておくべき課題です。その方が安心してマンション探しができます。
あなたが最初にやるべきことはコレ!
マンションを購入しようとするときに、あなたが最初にやるべきことは決まっています。買えるかどうかの判定です。現金で購入される方は問題ありませんが、多くの方は住宅ローンを利用して購入します。つまりお金の問題です。自己資金と住宅ローンをあわせてマンションを購入するのですから、用意できる自己資金の額と、融資してもらう住宅ローンの額を計算しておきます。これが最初の作業です。とくに住宅ローンの事前審査をクリアすることが重要になってきます。
